曲ができたので日曜日は気分転換に小旅行へ行った。
いつもおりる京成臼井をスルーしてその先の大佐倉駅へ。
鬱蒼とした森の匂いを久しぶりにかいだ。少し夏の匂い。
城跡の森の中を抜けて少しひらけた場所に出た瞬間、地元でしか感じたことがなかった、人間のいない空間の静けさとそれでも木々がざわざわしているあの感じを体感できた。
木々が揺れる音とその下の草花も一緒に揺れる、それぞれの重さや大きさによって違った揺れかたをする。フラクタルにしかし無秩序に動く景色は、その緑たちが全て無意識的にきちんと個別にある感覚になってとても感動した。こういう景色を昔は毎日見ていたんだということを思い出す。
ビオトープにはない野蛮さ。まだ色々面白そうなところがあるようなのでまたきたい。虫が多いので夏になる前に。